キン リエンさん(中国)
ビジネスデザインフィールド
本当の意味で「日本の社会」で暮らせる場所
私はこの学校に入る前は東京で暮らしていました。
東京は人も多くて賑やかで、外国人もすごく多かったです。
私がいた日本語学校にも中国人がいっぱいいました。
それに、都内は中国のお店もとても多かったし、買い物に行っても中国語が通じるから、
あまり日本語を使わなくても生活できました。
それは日本語がまだあまりできなかった私にとって、すごく便利だったと思います。
それに対して、今の学校がある佐野は外国人がとても少ないので、生活の中ではほとんど日本語です。
例えば、近所の人と話すとき、アルバイトをするとき、買い物をするとき・・・。
中国人の友達と話すとき以外は生活の全部が日本語です。
そしてその日本語は、近所のお年寄りの方と話すときは聞きにくいことがあったり、
栃木県の言葉でスピードが速かったりするので、ちょっと大変です。
本当にコミュニケーションをとらないと、理解するのが難しいことがあります。
実は、私はひとりで暮らすなら東京のような都会のほうが好きなんですけど、
日本に留学した私にとって、本当の意味で「日本の社会」で生活できたことはとても良いことだったと思います。
ここは、日本の雰囲気と日本の田舎の生活が本当に味わえる場所だと思います。
東京都内にアクセスしやすい
私は都内に就職が決まりました。
就職活動の時、佐野から都内まで通っていました。
ここから都内まではやっぱり遠いな、と思います。もし電車だったら家から2時間くらいかかると思います。でも、学校のすぐ近くから高速バスが出ていて、私はそれをよく使っていました。電車より早く着くし、安いから。このバスだと1時間ぐらいで直接都内にある大きな駅や空港まで行けるので、すごく楽だと思います。
最初にこの学校に来たときは、買い物が不便かな、と思いましたが、近くにアウトレットや大きなショッピングモールがあるので、佐野に住んでいる間、買い物に不便だと思ったことはありません。
自分のペースで安心して過ごせた学校生活
私は学校で、よく図書館に行っていました。
授業と授業の間の空き時間や、休み時間によく行っていました。
とても雰囲気が良くて静かで過ごしやすいところです。
静かな環境で、勉強も生活も、自分のペースで2年間過ごすことができました。
何も困ったことがありませんでしたし、嫌なこともありませんでした。
私のこの学校での生活はすごく「平和」だった。それはつまり、私がとても満足しているということで、
私たちが平和に安心して過ごせるということが、この学校のいいところだと思います。
キンさんが気に入っている図書館のラウンジにて ↓