合格体験談2

日本大学国際関係学部 合格

2022年3月卒業見込 リ オウオウさん(中国) 

______________________________

 


 

Q:国際関係を学びたいと思った理由について教えてください。

  色んな人と、触れ合いたいと思ったからです。

  私は、ここ(さのたん)に来る前はすごくネガティブな性格でした。いつも自分にプレッシャーばかりかけていて、

  何かをやろうとしても、自分には無理だと思うこともすごく多かったです。

  でもこの学校に来て、色んな国の、色んな人に会いました。特に英語の先生!「なんてポジティブで明るくて、周りの人まで元気になっちゃう

  ような素敵な人なんだろう!私もこうなりたい!」って思いました。ほかにも日本のドラマや、本も読みました。

  色んな国の魅力的な人や文化、価値観に触れて、こんなに前向きな生き方があるんだなぁって、すごく刺激を受けました。

 

Q:いつごろから受験準備を始めましたか?

  最初に「受験勉強、ちゃんとやらなきゃ!」と思ったきっかけは、2年生になったばかりのころ、

  先生(留学センターの先生)がキャリア教育の時間に、進路のお話をしてくれた時ですよ。

  編入試験の小論文試験の例題を一緒にやって、先生の解き方と考え方、それから小論文を書くために必要な勉強について教えてくれましたよ  

  ね。あの時、自分の知識や力が全然足りなくて、これはやらないといけないって、本当に思いました。

  ほかの英語の試験と面接対策を本格的に始めたのは試験の2ヶ月くらい前です。

 

Q:どんな勉強をしていましたか?

  小論文の対策は、書くために必要な知識や考察する力をつけるために毎日日本語でニュースを聞くようにしました。

  毎日のストックが繋がって、自分の考えを書く材料になるからです。あとは、留学センターで先生にお勧めしてもらった小論文の本や、時事問

  題の雑誌などは、1冊につき4回ぐらい読み込んで、読んだだけではなく、必ずその読んだものに対する自分の考えを持つようにしました。

  おかげで、小論文は本番のとき、すぐに考えをまとめることができました。あ!あのことが使えるな~って。

 

  英語の試験は、実はちょっと油断していました(笑)。受験対策で初めて過去問題を見たとき、ちょっとびっくりしました。

  過去問は早めにやったほうがいいと思います。時間配分は本当に大切だから。

  私の志望校は思ったより専門用語が多く出題文に出されていて、もっと時事用語を勉強したほうがいいということに気が付きました。

  問題ごとの時間配分を掴むために何回も何回も同じ問題を100点が取れるまでやりました。面接も、担任の先生と本当にたくさん練習しました。

 

Q:後輩におすすめしたい勉強法は?

  小論文の対策は、時事問題などの情報を自分の中に入れたらそのままではなくて、その問題に対して自分はどう思うのかということを

  必ずまとめておくことです。外国人の私にとって、小論文を試験時間内に日本語で書き上げることはとても難しいです。

  それに、1時間の試験の中で実際に書くことに使える時間は、40分ぐらいしかありません。

  だから普段から知識や自分の考えをストックして書く練習をしておくことはとても大事だと思います。

 

  英語は時間配分がとても大切です。何度も解くことで自分に合った時間配分を身につけることが大切な対策だと思います。

       面接は、試験当日は自分が予想していた質問がそのまま出るわけではないけれど、事前に担任の先生とたくさん練習し

  ておいたほうがいいと思います。そして、志望校のことをよく調べ、自分の勉強したい事や将来の理想像について、

  よく分析して自分の考えをまとめておくと良いと思います。やっぱり早いうちから練習をして自分の弱みを見つけること。

  そして自分とたくさん向き合って、それを克服することが結果につながるんじゃないでしょうか。

 

Q:ここで過ごした2年間、そして受験を通して自分が一番成長したと思うことは何ですか?

  ここで得たことは、やっぱり「前向きな気持ち」です! そして自分の時間管理ができるようになったことです。

  前は、何でもひとりじゃ効率よくできない人だったけれど、今は一つのことをやり遂げるための時間配分ができるようになったと思います。  

  そして、何事にも「まずはやってみよう」っていう勇気を持てるようになりました。以前は失敗が怖くて、一歩踏み出すことがとても怖かった

  けれど、思い切ってやってみると、必ず自分の世界は広がっていく。自分が正しいと思うことを行動に移して、一つ一つ確実にやり続けていけ

  ば、必ず結果が出るということを学びました。

 

  それから、周りの人たちの存在がとても大きかったです。受験で辛かった時、クラスメイトや先生たちや、本当に色々な人たちが私を支え

  てくれました。日本に来てひとりだけで寂しい気持ちのまま頑張っていた時と、今は違います。

  

  一つ大きな目標を達成して、未来が繋がった気がします!だから今、私はやりたいことに積極的に挑戦したいと思っています。

  これからですが、まずはスピーチコンテストに挑戦してみようと思っています。そして、来年の春、進学したら、

  勉強以外のこと(小さな旅行やサークルなどの学生生活)と勉強とを両立して、充実した大学生活を送りたいと思います!