短期留学(カンザス大学)

「思い切って踏み出せ!」

英語コミュニケーションフィールド 2年

戸頃さん



このプログラムに参加した理由を教えてください。

 

英語圏への観光や視察ではなく、語学留学をしてみたいと前から思っていました。

また、自分は今2年生で就職先も内定しているので、長すぎることなく期間もちょうどいいと思って参加しました。

でも、結局はちょうどよいと思っていた期間が短いと思えるような、とても楽しい短期留学になりました。

 


行ってみて、どうでしたか?

 

最初はアメリカでネイティブの友達をたくさんつくるぞ!と思っていたんです。でも、留学生のクラスは本当に多国籍で、それが本当にいい刺激になりました。

お互いにまだ英語が上手ではなかったんですが、それでもコミュニケーションをとるのがすごくいい経験になりました。

あとは、浴衣を持って行ったんです。着て見せたらすごく喜んでくれました。


 語学の面では、最初の一週間が大変でした。

耳が慣れていないのでコツを掴むまで聞き取ることが難しかったです。

日本の普段授業をしてくださる英語の先生は、こちらの発話を待ってくださったり、英語の先生なのでわかりやすく話してくださったりしますが、

留学先ではそうはいきません。とにかくもう一度聞く、理解しようとする、

それでもわからなかったらジェスチャーなどで「とにかく伝えよう」と思って頑張りました。


現地の寮生活はどうでしたか?

 

暖かいはずなのに、飛行機の中や寮のエアコンが効いているときなどは「寒い」と思うことが多かったので防寒できるものは持ってくればよかったな、と思いました。

 

 食事はバイキング形式でした。食事は美味しくて、もしもの時のために持ってきた日本食は全部おみやげになりました。寮はそれぞれに部屋があって食事やシャワールームが共同になっています。現地に行ってすぐ、スチューデントアンバサダーが必要なものを買いにつれて行ってくれたりしました。サポートがすごくしっかりしていて、生活に困ることはほとんどありませんでした。

どこへ行っても温かく迎えられて、本当に嬉しかったです。

 

大学生はバスが無料で、週末はよく街に買い物に行っていました。

現地の物はカラフルでかわいくて、ついいっぱい買っちゃいました。


印象に残っていることはありますか?

 

大学では、本当にいろんなイベントやサークルがあって、

自分から動けばいくらでも交流の機会があることがとても魅力的だと思いました。私は通常のクラス以外にも、少人数会話のグループに入っていましたが、

これがとても充実していました。

毎週何かしらのイベントがあって、現地の学生さんたちと話す機会はとても多かったです。


戸頃さんの「皆に伝えたいこと」

 このプログラムはきちんとした教育機関で語学が学べるだけでなく、サポートもしっかりしていると思います。

大学は広く、勉強に適した環境で、自然もたくさんありました。

ただの観光ではなく、語学の勉強だけをしに行くわけでもなく、それ以上のものを得て帰ってこられると思います。

特に私は、多国籍のクラスに入ったことで、英語だけではないほかの言語にも興味を持つようになりました。

 

私が一番この留学で得たものは、行動力がついたことだと思います。一番の収穫です!

行く前までは、自分の語学力が足りないという劣等感でいっぱいだったのが、

実際に多国籍の社会のなかでコミュニケーションをとるときには言葉以外の能力のほうが必要なんだということを実感しました。

劣等感や不安や心配のせいで結局「行動できない」という結果よりは、

「思い切って踏み出してみる」「自分から行動する」ということが、どれほどのものを生み出すかということを、

身をもって感じてきました。

 

最後の1週間、日本へ帰ることが憂鬱になるほど充実した留学でした!